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園監督最新作 サンダンスでワールドプレミア

「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」Courtesy of Sundance Institute

今日から7日間の日程で第37回サンダンス映画祭が開幕する。アメリカは現在も新型コロナウイルス感染症の影響から全米で経済活動の規制が実施されており、サンダンスの会場となるユタ州でも施設やイベントなどに様々な制限が設けられている。サンダンスはこれらの影響を踏まえ、上映作品の視聴地域をアメリカ国内に限定したオンライン配信と、全米のミニシアターで一部の作品を上映するハイブリット形式で開催される。

今回の応募総数は14,092作品、その中から厳正なる審査を通過した127作品(長編73作品、短編50作品、シリーズ4作品)が上映される。長編作品の応募総数は3,509作品(国内1,377作品、国外2,132作品)、上映73作品中45%が女性監督作品、53%が長編初監督作品、93%がワールドプレミアとなる。

日本からは、園子温監督の「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」と中井ノエミ監督の「Tears Teacher」の2作品が選出されており、園監督のハリウッドデビュー作となる「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」(主演:ニコラス・ケイジ)は、2月1日にサンダンスでワールドプレミアを迎え、今年の夏に日本での公開を予定している。中井監督の「Tears Teacher」は2019年に製作された短編ドキュメンタリー作品(11分)で、カナディアン・ドキュメンタリー国際映画祭(ホット・ドックス)でワールドプレミア後、ニューヨーク・タイムズ公式オンラインサイトで公開されている。

サンダンス映画祭