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濱口監督の『急に具合が悪くなる』 第79回ロカルノ映画祭で上映

『急に具合が悪くなる』| Courtesy of Locarno Film Festival

スイスのロカルノで、第79回ロカルノ映画祭が8月5日から開催されている。同映画祭は、多様な作品と新たな才能が集う、世界有数のインディペンデント映画祭として知られ、今年は69カ国7,759本の応募の中から、厳選された全233作品(ワールドプレミア103本)が公式上映される。

日本からは、濱口竜介監督の『急に具合が悪くなる』と高畑勲監督の『火垂るの墓』が選出され、ともに映画史部門「Histoire(s) du Cinéma」で上映された。『急に具合が悪くなる』は、パリ郊外の介護施設でケアのあり方を探求するマリー=ルーと、がん闘病中の日本人演出家・森崎真理の交流を描いたヒューマンドラマ。ヴィルジニー・エフィラと岡本多緒がダブル主演を務め、長塚京三や黒崎煌代らが出演している。今回、エフィラには映画界へ多大な功績を残した人物に贈られる「レオパード・クラブ賞」が授与されている。

映画祭のフィナーレを飾る授賞式は、最終日の15日にロカルノ映画祭のシンボルである野外会場「ピアッツァ・グランデ」の特設ステージにて行われる。横26メートル×縦14メートルの超大型スクリーンと約8,000席の観客席が用意されたこの広場で、大勢の映画ファンや関係者の熱気に包まれながら金豹賞が発表され、栄誉あるトロフィーが受賞者へと手渡される。多様な視点と挑戦的な試みが交錯するロカルノ映画祭。今年もまた、映画の未来を切り拓く新たな才能と作品がこの地から世界へと羽ばたいていく。

ロカルノ映画祭