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ファンタジア 日本映画41作品を上映

『かくかくしかじか』| Courtesy of Fantasia International Film Festival

17日にカナダのケベック州モントリオールで、第29回ファンタジア国際映画祭が開幕する。ファンタジアは、北米最大かつ最も影響力のあるジャンル映画祭として知られ、世界中から最新のジャンル映画が集結する。今年は325作品(長編125作品・短編200作品)の上映が予定されており、オープニングはアリ・アスター監督の『Eddington』(アメリカ)が飾り、クロージングはゲンディ・タルタコフスキー監督の『Fixed』(アメリカ)が務める。

日本からは7部門41作品がプログラムされており、映画祭の最高賞を競うシュバル・ノワール部門には、現在公開中の関和亮監督の『かくかくしかじか』、宇賀那健一監督の『ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私』、下津優太監督の『NEW GROUP』の3作品がノミネートされている。国別では全13作品中、日本とアメリカが最多タイとなる3作品で並び、韓国とインドネシアが続く。昨年は同部門で、荒木伸二監督の『ペナルティループ』が最優秀編集賞、最優秀作曲賞、観客賞銅賞、安田淳一監督の『侍タイムスリッパー』が観客賞金賞を受賞している。

会期中には様々なイベントが企画されており、スペシャルイベントでは、メキシコ初の長編ストップモーションアニメ『I Am Frankelda』の北米プレミアを記念して、入場無料のポップアップイベントが18日から20日まで開催される。会場では劇中で使用されたキャラクターの展示が行われ、映画の壮大な世界観を間近で堪能することができる。

ファンタジア国際映画祭