ベルリン国際映画祭 まもなく開幕

第76回ベルリン国際映画祭が、2月12日から22日まで11日間の日程でドイツ・ベルリンで開催される。今年は8,227作品(前年8,084作品)の応募があり、その中から276作品がベルリナーレのプログラムとして上映される。国際審査委員長はヴィム・ヴェンダース監督が務め、HIKARI監督や女優ペ・ドゥナらが審査員に名を連ねている。アフガニスタン出身のシャーバヌー・サダット監督による『No Good Men』でベルリナーレは幕を開ける。
映画祭の最高賞・金熊賞を競うコンペティション部門には、28カ国の新作22作品が出品されており、そのうち20作品がワールドプレミアでの上映となる。日本からは、四宮義俊監督のアニメーション初長編監督作『花緑青が明ける日に』(英題:A New Dawn)が選出されている。日本映画では1963年に『武士道残酷物語』(今井正監督)が、2002年に『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)が金熊賞を受賞しており、今回受賞となれば24年ぶり3度目の快挙となる。金熊賞を含む受賞結果は、2月21日18:00(現地時間)にベルリナーレ・パラストで行われる授賞式で発表される。
今年のベルリナーレでは、日本映画が7部門で9作品選出されている。コンペ部門の『花緑青が明ける日に』の他に、スペシャル部門にエドウィン監督の『Sleep No More』、パノラマ部門に内山拓也監督の『しびれ』、ジェネレーション部門に廣田裕介監督の『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』が並ぶ。フォーラム部門には岩崎裕介監督の『チルド』と吉開菜央監督の『まさゆめ』が選出。さらにフォーラム・エクスパンデッド部門にはアノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督の『Narrative』が、クラシックス部門には今村昌平監督の『エロ事師たちより 人類学入門』と川尻善昭監督の『獣兵衛忍風帖』がラインナップされている。
