ホウ・シャオシェン 不朽の名作が上海国際映画祭で蘇る!

第28回上海国際映画祭が6月12日から21日まで中国・上海で開催される。国際映画製作者連盟(FIAPF)公認のA級映画祭としては中国唯一の映画祭であり、今回は125の国と地域から過去最多となる約4100本の応募があった。コンペティション対象作の82%がワールド・インターナショナルプレミアであり、上海影城(Shanghai Film Art Center)をメイン会場とし420本以上の作品が延べ1500回以上上映される。
日本からは、台湾と共同製作したホウ・シャオシェン監督の2作品が選出された。いずれも約30年前に製作された作品を修復した4Kリマスター版で、SIFF CLASSICS部門で『GOODBYE SOUTH, GOODBYE』(1996/113分)、SIFF HIGHLIGHTS部門で『FLOWERS OF SHANGHAI』(1998/114分)が公開される。同監督の不朽の名作がスクリーンに蘇る貴重な機会となる。
映画祭の最高賞を決める金爵賞メインコンペティション部門の審査員長には、香港の俳優トニー・レオンが就任したことも話題を集めている。また、ブルガリ協賛による「ロベルト・ロッセリーニ回顧展」が企画されたほか、AI技術を融合した新部門「AI Backlot」が新設されるなど、クラシックの紹介と最新技術のトレンドが融合したプログラム構成となっている。
今年は関連イベントが6月28日までロングランで展開され、上海の街そのものが巨大なエンターテインメント空間へと変貌を遂げる。市内各所で連動する「映画シティウォーク」路線の開発や、街を彩るテーマ型インスタレーションの設置など、映画を“観る”だけでなく“街ごと体験する”都市一体型の仕掛けを強化。初夏の上海が、最先端の映画トレンドと市民の熱気に包まれる。
【上海国際映画祭】