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オタワ・アニメーション 日本から5部門11作品が選出

『Tales from the Magic Garden』| Courtesy of Ottawa International Animation Festival

今日から28日までの5日間の日程で、北米最大のアニメーションの祭典、第49回オタワ・アニメーション国際映画祭がカナダの首都オタワで開幕する。今年は99カ国から2850作品の応募があり、厳正な審査を通過した117作品が上映される。上映は賞を競うコンペティション9部門と、非コンペティションのパノラマ部門とスペシャルスクリーニング部門の計8部門で行われる。

映画祭で最も注目を集めるコンペ長編部門には、日本から青木康浩監督の『ChaO』がノミネートされており、デビッド・スークップ監督らによる『Tales from the Magic Garden』やアイリーン・イボーラ監督の『Olivia and the Invisible Earthquake』など、全6作品でグランプリを競う。日本映画は2017年に乙女湯浅政明監督の『夜は短し歩けよ』、2019年に岩井澤健治監督の『音楽』、2022年に山村浩二監督の『幾多の北』がグランプリを受賞しており、3年ぶり4人目の受賞に期待がかかる。

コンペ短編部門にも、日本から折笠良監督の『落書』、大野恭照監督の『マミ子のウン子』、ナタ・メトゥルク監督の『Off-Time』、水尻自子監督の『普通の生活』がノミネートされており、全54作品でグランプリを競う。各部門の受賞作品は審査員投票によって決定し、27日19時30分(現地時間)から国立芸術センターで行われる授賞式で発表され、翌日17時からグランプリ作品の上映プログラム“ベスト・オブ・オタワ2025”がバイタウン・シネマで行われる。

オタワ・アニメーション国際映画祭