台北金馬映画祭

台湾の首都、台北市で開催される国際映画祭。台北市は台湾政府が直轄する特別都市として、台湾の政治、経済、文化の中心を担っている。また、アジアを代表する観光都市であると同時に、中華経済の窓口となる世界都市として重要な役割を果たしている。

 

台北金馬映画祭の歴史は1962年に台湾映画の普及を目的に発足した金馬賞に遡り、「世界中の映画を通して芸術と文化の相互理解を深める」のテーマのもと、映画祭、プロジェクトプロモーション、アカデミーが加わり、現在の台北金馬映画祭に至っている。

 

毎年数多くの日本映画が上映されており、監督特集や特別上映会が組まれるなど日本映画への関心の高さを窺うことができる。これまでに大島渚監督、森田芳光監督、 黒沢清監督、岩井俊二監督、是枝裕和監督などの作品が上映されている。

 

高雄映画祭

台湾南西部の都市、高雄市で開催される国際映画祭。高雄市の人口は約280万人(国内第3位)、公用語は中国語だが台湾語も一般的に使用されている。高雄国際空港や高雄港を有する台湾南部最大の都市であり、経済や文化の中心地である。台湾を代表する映画監督であり、台湾ニューシネマを牽引したホウ・シャオシェンの出身地としても知られている。

 

高雄映画祭の歴史は2001年に始まる。2011年に台湾では初となる短編部門に一般公募枠が設けられた。毎年10月から11月にかけて、高雄市内の劇場を中心に国内外の約150作品が上映され、審査員投票による賞と賞金の授与が行われる。

 

日本映画の特別上映や回顧展、監督特集が組まれるなど親日の映画祭としても知られ、これまでに、三木聡監督、中村義洋監督、是枝裕和監督、大森立嗣監督、熊切和嘉監督、内田英治監督などの特集が組まれた。また、2016年には日本歴代のインディペンデント監督作品を上映するイベント「8mm Madness: Japanese Indes」が行われ好評を博した。

 

台北映画祭

台湾の北部に位置し、同国の首都台北市で開催される国際映画祭。台北市の人口は約270万人、台湾政府が直轄する特別都市として、政治、経済、文化の中心を担っている。アジアを代表する観光都市であると同時に、中華経済の窓口となる世界都市としても重要な役割を果たしている。

 

台北映画祭は台北市と台北文化局による文化イベントとして1998年に始まる。毎年約160作品が上映され、約10万人の映画ファンが参加する台北最大の映画祭として人気を博している。上映作品の多くが映画祭後に台湾での劇場公開や配給につながっていることから、台湾で最も重要な映画祭の一つに挙げられている。

 

同映画祭は国内外の作品を上映する国際新人監督部門と、国内の作品を上映する台北映画部門で一般公募を行っており、国際新人監督部門は監督2作品目以内の新人限定の部門として、新人監督の発掘に力を入れている。また、グランプリや審査員特別賞、観客賞などの賞や賞金の授与が行われており、賞レースの行方にも注目が集まっている。