ヨーテボリ映画祭

スウェーデン西部に位置し、首都ストックホルムに次ぐ都市ヨーテボリで開催される国際映画祭。カテガット海峡に面し、スカンジナビア最大の港湾施設を有する。ヨーテボリの主な産業は大航海時代から続く貿易と運送業だが、近年は製造業も盛んであり自動車会社ボルボも本社を構えている。

 

映画祭の歴史は1979年に始まり、毎年1月下旬から2月上旬にかけて開催されている。「世界の映画をヨーテボリに!」をテーマに掲げ、約80カ国450作品を上映、来場者数は13万人を記録している。映画祭と並行して行われる映画マーケットやネットワークイベントでは、国内外の業界関係者2万人が参加し商談が行われる。

 

これまでに濱口竜介監督、SABU監督、黒沢清監督、深田晃司監督、石川慶監督などの作品が上映され高い評価を得ている。2014年には現代日本映画監督特集「Japan in focus」が組まれ、河瀬直美監督が審査委員長を務めるなど、日本映画に所縁のある映画祭としても知られている。

 

ストックホルム国際映画祭

スウェーデンの首都であり最大の都市ストックホルムで開催される国際映画祭。ストックホルムの人口は北欧最大の約100万人を誇り、スウェーデン語を公用語とする。同市はスウェーデンにおける政治、経済、文化の中心地であり、そのGDPは国内の約1/3を占め、ヨーロッパの都市の中でもTOP10に入っている。

 

ストックホルム国際映画祭の歴史は1990年に始まる。第1回目はストックホルム最古の映画館アストリアで開催され、4日間で45作品を上映する小規模なものであった。現在では12日間で150本以上を上映する規模にまで成長し、ヨーロッパを代表する映画祭として認知されている。

 

同映画祭では新人監督の発掘と育成をテーマに掲げ、これまでにラース・フォン・トリアーやクエンティン・タランティーノ、ギャスパー・ノエ、ヨルゴス・ランティモスなどが最高賞に当たる最優秀作品賞を受賞している。また、賞の受賞者に贈られるトロフィーの重さが7.3kgもあり、“世界一重いトロフィー”として知られている。