スペイン北部の都市ビルバオで開催される国際映画祭。ビルバオはバスク州ビスカヤ県の県庁所在地かつ最大の都市であり、人口は約35万人(国内第10位)、北大西洋に面した湾岸都市である。スペインを代表する観光地であり、ビルバオ・グッゲンハイム美術館などが有名。また、スペインの画家ピカソの代表作「ゲルニカ」の舞台となった都市ゲルニカは車で約30分の距離にある。
ビルバオ・ドキュメンタリー&短編国際映画祭の歴史は1959年に始まり、1974年に国際映画製作者連盟公認の映画祭となる。前身はビルバオ・ラテンアメリカン&フィリピーノ・ドキュメンタリー映画祭。毎年、11月中旬の8日間で国内外の一般公募の中から選出された長編初監督作品と短編作品がコンペティション形式で上映される。
コンペティション以外にも著名なドキュメンタリー映画監督の作品を上映する“ビューティフル・ドックス”や児童向けの作品を上映する“ZINEBIティキ”、回顧展や特別上映会など様々なプログラムが企画されている。また、会期中には業界人向けのビジネスマッチング、ワークショップ、マスタークラス、レセプションなどが開催される。2017年に桑畑かほる監督とマックス・ポーター監督による「Negative Space」がグランプリを獲得した。