ポーランド南部に位置し、首都ワルシャワに次ぐ都市クラクフで開催される国際映画祭。クラクフは美術館や博物館が集まるポーランドを代表する文化都市であり、旧市街地にあるヴァヴェル城やカジミエシュ地区は世界遺産に登録されている観光名所でもある。また年間100以上の文化イベントが開催される“お祭りの街”としても知られている。
映画祭は1994年に学生に上映の機会を与え人材の発掘と育成を目的に始まる。現在では一般部門も併設されるようになり、学生作品の実写がエチューダ部門、一般作品のアニメーションがアニマ部門となっている。期間中には特別ゲストによるトークイベントやアニメーションに関するワークショップなどが行われる。
毎年国内外のおよそ100作品が選出され、各部門の最優秀作品には賞と賞金の授与が行われる。日本からこれまでに西久保瑞穂監督、山村浩二監督、水江未来監督、その他にも多数の作品が上映され高い評価を得ている。2014年には朱彦潼監督が「コップの中の子牛」で特別賞を受賞した。