コーク国際映画祭

アイルランドの南部に位置する港町コークで開催される国際映画祭。コークは首都ダブリンに次ぐアイルランド第2の都市であり、人口は約22万人。豊かな自然と歴史的な建造物が美しく調和したオールドタウンとして知られ、イングリッシュマーケットやセント・フィン・バレズ大聖堂などの観光地が人気。バターの生産地としても知られ、19世紀には世界最大のバター輸出地であった。

 

コーク国際映画祭の歴史は1956年に始まる。アイルランド最大かつ最古の映画祭であり、毎年11月にコーク市内の劇場とオンライン配信のハイブリッドで行われる。11日間の会期中には、国内外から選出された、フィクションやドキュメンタリー、アニメーション、実験映画など様々なジャンルの約200作品が上映され、約2万人が参加する。選出作品はアイルランドプレミアで上映され、各部門の優秀作品には賞金と賞が贈られる。

 

映画祭と連動して業界イベントも多数開催されており、世界各地から映画監督や俳優、プロデューサー、エージェントなどが参加し、ネットワーキングイベントやセミナー、ワークショップが行われる。映画制作のトレーニングを目的とした「FIRST TAKE」やドキュメンタリーに特化したトークイベント「DOC DAY LIVE」が好評を博し、現役で活躍する映画人が最新トレンドや制作秘話、企画開発、資金調達、配給戦略など様々なテーマについてトークを繰り広げる。