カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭

チェコ西部の都市カルロヴィ・ヴァリで開催されている国際映画祭。カルロヴィ・ヴァリは首都プラハから車で1時間ほどの距離にあり、人口は約5万人、チェコを代表する保養地として知られている。街のいたるところに温泉があり、その数は大小合わせて約300にものぼる。群馬県、草津町とは姉妹都市の関係にある。

 

カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭の歴史は1946年に始まる。1989年の民主革命までチェコスバキアのもとで開催され、国内情勢の変化とともに体制を変えながら、1994年にチェコ国内の監督や俳優が新たに運営会社を設立し、現在の映画祭の形となった。

 

毎年、国内外の約200作品がワールドプレミア、インターナショナルプレミアとして上映されており、メディアや配給会社、エージェントなどから高い注目を集めている。国際映画製作者連盟公認の映画祭であり、カンヌやベルリンなどで評価の高かった作品の上映が行われるなど、世界の映画祭を賑わせた作品が一堂に会する映画祭でもある。

 

アニフィルム・アニメーション国際映画祭

チェコ北部リベレツ州の州都リベレツで開催されるアニメーションの国際映画祭。リベレツはドイツとポーランドの国境近くに位置し、人口は10万人、チョコで5番目に大きな都市である。かつては繊維産業で栄え「ボヘミアのマンチェスター」と呼ばれ、現在はチェコを代表する製造業の街として知られている。

アニフィルム・アニメーション国際映画祭の歴史は2002年に始まり、プロ、アマ、ジャンル、国籍を問わず国内外の様々なアニメーションが上映されている。新設の映画祭ではあるが、最新のトレンドや技法を取り入れた作品を積極的に選出し、ヨーロッパで今最も注目を集めている映画祭の一つである。

毎年約130作品が上映され、各部門の最優秀作品には賞と賞金が授与される。これまでに日本から平岡政展監督の「EZ3kiel/L’Œil du Cyclone」と土屋萌児監督の「青春おじいさん」が最優秀ミュージックビデオ作品賞を受賞している。