サンパウロ国際映画祭

ブラジル最大の都市サンパウロで開催される国際映画祭。サンパウロはブラジルの南東部に位置し、人口は約1,200万人(世界都市人口第9位)、公用語はポルトガル語。南半球最大の経済規模を誇り、ブラジルのGDP(世界第8位)の約1割を占めている。日系ブラジル人の約7割(約100万人)が在住し、日本企業も多数進出していることなどから、日本に所縁の深い都市としても知られている。

 

サンパウロ国際映画祭の歴史は1977年に始まる。「モストラ」の愛称で親しまれ、アルゼンチンのマル・デル・プラタ国際映画祭と並んで、南米を代表する国際映画祭の一つである。毎年10月の2週間で、サンパウロ市内の劇場を中心に国内外の約400作品が上映される。

 

上映プログラムは、国際長編部門、新人監督部門、ブラジル部門、トリビュート、スペシャルスクリーニング、ショーケースの6つの部門で構成され、コンペティション作品は審査員や観客投票による賞の授与が行われる。これまでに、是枝裕和監督の「海よりもまだ深く」が最優秀外国語賞を、「そして父になる」が観客賞を受賞している。