ベルギー北部の都市ヘントで開催される国際映画祭。ヘントはオースト=フランデレン州の州都であり、人口は約23万人、ベルギーでは3番目に多い。市内にはユネスコの世界遺産に登録されている中世の建造物や美術館が数多く存在している。毎年7月に音楽や演劇の祭典“ゲント・フェスティバル”が開催されており、その参加者数は約200万人にのぼる。
ヘント映画祭の歴史は1974年に学生映画祭として始まる。現在は国内外のメジャー作品やインディペンデント作品、各国の最新作など約150本が上映されており、ヨーロッパを代表する国際映画祭として知られている。毎年の来場者数は映画祭単独では約10万人だが、映画祭関連イベントを含めるとその数は約45万人にものぼる。
上映作品は賞の対象となるコンペティション部門、ガラスクリーニングや特別上映などを行う非コンペティション部門に分かれプログラムが組まれ、ヘント市内の劇場で11日間にわたり上映が行われる。また、2001年より映画音楽の発展と作曲家の育成を目的に“ワールド・サウンドトラック・アカデミー”が設立され、会期中には映画音楽に関する様々なコンサートやイベントが開催されている。